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掛軸・屏風

美術品はたしかな表装によって生まれかわる

表具いたします
掛軸(本仕立・略式機械仕立)・巻物・扁額・屏風・衝立

知らないうちに家宝を駄目にしていませんか?
家宝を守るために表装のしみ・よごれ・おれ・やぶれ・未表装のものは、早めに修理しないと美術品の価値をうしないます。

是非ご相談ください
表装のしみ・よごれ(絵画・書)早めに選択すればきれいになります。

表装のおれたもの・やぶれたものそのまま使用すると再生できなくなります。

表装していないもの
虫がついたり、よごれがつきやすく、永くおいておくと色むらが出たり、変質する恐れがあります。
この機会に古いものを見直しませんか
あなたの廻りに上記に該当するものがありませんか?

戸棚・押入れのすみに     …家宝が………
どこの家にも先祖や親が求められ、大事にされている掛軸や屏風があります。残念なことに時代が経つにつれ、虫喰いや表具傷みが目立ち、飾るに飾られず、ただ、しまってあるだけというのが現状です。なかには秀れた美術品もあります。この際、先祖のためにも表具をやり直して再利用してみては如何でしょう。

この機会に古い物を見直しませんか?

掛軸のできるまで(本仕立=3枚裏表装)

  1. 写真撮り:作品をまちがえないように写真撮りをします。
    写真撮り
  2. 色合せ:作品に最も適した裂地を選びます。卓抜したセンスが必要。
    色合せ
  3. ちぢみ:本紙・裂地等に水をつけ、のびちぢみを一定にします。
    ちぢみ
  4. 肌裏打ち:職人芸の見せ所。本紙・裂地等に和紙をあざやかに裏打ちをします。
    肌裏打ち
  5. 切り継ぎ:手際よく各部分を張り合わせていきます。
    切り継ぎ
  6. 中裏打ち:二枚目の和紙を裏打ちし仮張りにかけます。
    中裏打ち
  7. 総裏打ち:三枚目の特殊な裏打紙を裏打ちします。
  8. 仕上げ:軸棒・半月・風帯・銃をつけます。商品に愛情を侍って丹念に仕上げます。
  9. 調整:掛かり具合等を見て最終チェックをします。
  10. 完成:伝票と最初に撮った写真と照合します。

掛軸の作り方の種類

掛軸の作り方の種類

本仕立表装(3枚裏)と略式機械仕立表装(2枚裏)では同じ様に見えて中味が違います。 本仕立表装は、季節など温・湿度の変化に強く、長期保存が必要で掛かりなど風合いが必要な大切な美術品にお勧めします。

掛軸各部の名称

表具受けの注意事項

絵・書等をよく見て、表具が可能かどうか見分けます。
掛軸に仕立てるのが不可能な物

  • A.洋紙(カレンダー等)、ただし和紙の墨跡カレンダーは可能です。
  • B.厚塗りの絵画(岩絵具等を使用したもの)。
  • C.刺繍
  • D.中国製掛軸または裏打ちがしてある本紙。
  • E.川俣絹等の極薄の絵絹に描いた書画の仕立替え。

以上の作品は、掛軸に仕立てても見ばえのする作品にならないばかりか、作品を破損する恐れがありますので、出きれば額装等にして下さい。
色、墨、朱肉が流れたり散ったり、あるいは絵具が剥落する場合がありますのでご指摘下さい。

  • A.朱肉がスクンプインクの時。
  • B.サインペン、マジックインク、筆ペン、墨汁等。
  • C.絵具、墨に適当適量のニカワが使用されていない時。(水分を少し付け、書画の一部を少しこすってみて、指先に色が付くようであれば、散る可能性が大です。)
  • D.本紙の痛みが激しく、著しくもろくなって、折れたり裂けたりしている物。特に、絹本マクリの古い物の中には、縮み作業中に裂けてしまう事もあります。
  • E.古い彩色画(仕立替えも合む)の場合にも、ニカワが風化して胡粉等の絵具がはがれたり、流れたりする場合があります。
  • F.本紙裏打ちからヒート紙で表装された物については、仕立替えを姑めてみなければ、剥しが出来るかどうか見極めが非常に難しく、作業途中で返却する場合がありますのでご容赦下さい。
  • G.しみぬきは、本紙のよごれ状態によって取れ方が異なります。特に絹本は取れ方が悪くなります。

以上のような作品は、注意しきれない不可抗力のトラブルもあります。この様な場合、保証の責は負いかねますのでご了承下さい。

保証について

表装のご依頼商品の取扱いについては十分に注意いたしますが、万一紛失、破損等の発生の場合は、ご依頼金額の3倍以内の保証とさせていただきます。

「表装額装依頼書」作成のお願い
間違いが無いように十分に注意をしておりますが、電話等口頭だけの連絡では、時には行き違いの危険がありますので、必ず当社専用の「表装額装依頼書」を作成の上、ご依頼品に添付して下さい。また、具体的指示のない場合のクレームについては、受付けないものとします。

本紙特記事項

作品を良く見て、キズ、ヨゴレ等、及び前期の了承事項をお客様とよく確認して伝票に記入してください。(後のクレームの防止に役立ちます。)
印譜等の仮巻、袋などは、返却のご希望の明記がなければ廃棄処分しますので、ご了承下さい。

仕立替え、しみぬき、補修

仕立替え、しみぬき、補修の必要の有無を記入して下さい。
仕立替えの場合、本紙の風化、痛み具合、前回の表具方法によって仕立替え代がことなります。
仕立替えの場合、軸先、表題等再利用するものがあれば明記してください。
仕立替えの残物は、返却のご希望の明記がなければ廃棄処分しますので、ご了承下さい。

共箱がある場合、その内寸法をmm単位で正確に記入して下さい。

  • 桐箱上面図
  • 内寸法

表具種類、形態等の決定

本紙を何に仕立てるか、表具の種類を確認して下さい。
掛軸、巻物、仏壇軸、扁額(額装)、屏風、衝立等。
各表具の形態、品質ランクなどの仕様を、桐箱が必要な場合は種類を決め、記号、価格を記入して下さい。

掛軸の丈について

掛軸の全休の丈は、本紙の長さと図柄の種類によって表装形態と共に確定します。本紙の長さが115cm(3尺8寸)を越える作品は原則として、丸表装、明朝表装になります。三段表装にしますと長すぎて床の間に掛からなくなります。

おまかせについて

おまかせ欄に希望価格を記入していただければ、当方で条件に合う物で表装させていただきます。
納期を確定して記入して下さい。

  • A.マクリのみの場合は40日程度、仕立替え(はがし)の必要な場合は50日程度必要です。
  • B.納期28日以内の場合は、割り増し料金を申し受けます。また、やむを得ずお断りする場合もございます。

伝票に、お客様名、受注日、店名、落款、画題、寸法、数量、前処理の有無、表具の種類仕様、合計金額等を記入して、表具預かり書をお客様にお渡し下さい。
依頼品と「表装額装依頼書」3~5を必ず添付して発送、または担当者に渡して下さい。

運送便についてのお願い

運送便または、ゆうパック、郵便書留を使用して下さい。通常郵便ですと途中紛失の追跡ができません。

仕上り品の荷造り運賃についてのお願い

扁額(本紙寸法が35cmx137cmより大きいもの)、衝立、屏風については実費を頂きます。

前処理(はがし・しみぬき・補修)

  1. はがし:一息一息慎重に時間をかけて、古い本紙裏をめくります。
    はがし
  2. しみぬき:ベテラン表具師が入念に本紙のよごれ・しみ等をとっている。
    しみぬき
  3. 補修やぶれ・折れ等を丹念につくろっている。
    補修やぶれ・折れ等を丹念につくろっている。

実例

実例1
実例2
実例3