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用語集

あ行

あかりしょうじ【明り障子】古くは襖も衝立も一括して障子(そうじ)と呼んでいた。絹や紙を張ったものはよく外光をとり込むため、これを明り障子と呼び、襖障子と区別した。今日では障子といえばこの明り障子のことをさす。中世以降腰に板を用いるようにもなった。⇒ふすましょうじ【襖障子】

あさおりもの【麻織物】麻の糸で織ったもの。麻は苧麻、大麻、亜麻なとの繊維。

あずましようじ【東障子】紙の代わりにガラス、もしくは和紙を張ったガラスを入れた障子。ガラスの分だけ重<なる。 あっさく【圧搾】 あらましょうじ【荒間障子】組子を荒く組んだ障子。 あるみぶちぶすま【アルミ縁襖】アルミの縁を使った襖。 あわせじょうぎ【合わせ定規(定木)】⇒じょうぎぶち【定規(定木)縁】 いせがた【伊勢型】⇒しぶかた【渋型】 いたばり【板張り】 いたぶすま【板襖】=べにやぶすま【ベニヤ襖】筒単に組んだ組子の上に下張りの代わりに厚めの合板(ベニヤ)を張った襖。最近は片面に襖紙、片面に壁紙などを張った「戸襖」もある。 いちごうし【一号紙】 いっぽんびき【一本引き】=かたびき【片引き】戸、襖の開閉方法には引きと開きがある。引きは敷居と鴨居の溝の中を左右に滑らせる方法。溝が1本の場合を一本引きという。 いれは【入端】骨の上下の框と竪框の接合方法の一種。打子が框に食い込むように入っている状態。 いんろう【印龍】=いんろうぶち【印龍縁】襖の縁の内面に骨が入るように削りとってある縁のことで、柄(ほぞ)の違いなどにより、本印籠、皿印籠、片印籠の3種がある。建築でいう印籠とは異なる。 うけばり【浮け張り】⇒ふくろばり【袋張り】 うちぐも【打雲】漉き模様の技法のひとつで、最も古典的かつ伝統的なもの。 うちこ【打子・内子】襖を構成する部材。骨を囲む縁の横框のこと。上下に2本ある。 うちつけ【打ち付け】⇒ぶっつけ【打付】 うちつけばり【打ち付け張り】光線による襖の透けなどを防ぐために行う下張りの工程。  うちのりすんぽう【内法寸法】=うちのり【内法】外枠を除いた内部寸法。建具に関しては満の深さに関係な<敷居と鴨居との間の寸法(高さ)と柱と柱の間の寸法(幅)。 うらうち【裏打ち】実に腰の強い紙や布を張りつけて表面に用いられた薄い紙、布などを補強すること。 うらがみ【裏紙】押入襖などの裏側(押入側)に張る紙。おもに雲華紙などが用いられる。 うらばり【裏張り】押入襖なとの裏面に紙を張ること、また、張るものをいう。主に雲華紙を用いる。 うるし【漆】古代から用いられた天然塗料。漆の樹皮から出る分泌液を原料とする。乾けば堅固な光沢をもつ。 うるしおし【漆押し】 うるみ【潤み】漆の色の一つ。潤むとは曇る、黒味を帯びるの意。褐色、飴色の塗りを意味し、黒漆に朱や弁柄を混ぜてできる。混入の割合で幅広い茶系の色ができる。襖の縁に多<用いられる色がこの潤みである。「妹」の字を当てることもある。 うるみしゅ【潤朱】 うるみぬり【潤み塗り】⇒うるみ【潤み】 うわがみ【上紙】⇒うわばり【上張り】 うわぬり【上塗り】漆などの最終段階の塗り。乾燥させれば仕上がりとなる。漆などは最終仕上げとして木炭で研いでさらに磨<こともある。 うわぬりとぎ【上塗り研き】 うわぱり【上張り】襖、壁、天丼などに最後に表面に張るもの、及び張ること。張る材料はいろいろあるが、襖の場合は絹、麻、綿なとの布張り、鳥の子をはじめとする紙張りがほとんどである。下張り・中張りのあと仕上げとして美し<、皺のよらぬよう四辺を濃い糊で張り、乾燥してピンとなるよう素材に応じて特殊な技術を駆使する。⇔したばり【下張り】 うんかし【雲華紙】漉き染めの鳥の子紙に白い繊維が漉き掛けられた紙で、現在は襖の裏張りによく用いられる。語源は、漉き上がりが空に浮かんでいる雲に見えることに由来する。⇒うらばり【裏張り】 うんもふんこんにゆうし【雲母粉混入紙】漉き模様の技法のひとつで、雲母の粉末を漉き込んだ紙。 うんりゅうし【雲竜紙】漉き模様の技法のひとつで、紙面全体に雲の模様をつくった紙。漉き模様の中でもっとも種類が豊富。障子紙に用いられるものもある。 えちぜんわし【越前和紙】 えどま【江戸間】⇒かんとうま【関東間】 ⇔きようま【京間】・ほんま【本間】 えんしゅうごのみ【遠州好み】江戸時代前期の茶人、小堀遠州の好んだというもの。遠州は家光の茶道師範を務め、絵画・和歌・建築・造園・陶磁に造詣が深かった。 おおはらぶすま【大原襖】 おかたこうりんやしき【尾形光琳屋敷】 おきあげ【置き上げ】襖紙に模様を施す技法のひとつ。渋型を用いて、雲母や胡粉を竹べらで摺りこむこと。 おしいれ【押し入れ】 おとしひきて【落とし引手】⇒きりひきて【切引手】 おびばり【帯張り】⇒はりおび【張帯】 おびもよう【帯横様】襖につける帯状の模様。位置は引手中心のもの(引手帯)と、下の縁から25~30センチほどあげて30センチぐらいの幅で模様をつけたもの(腰帯)とがある おふせっといんさつ【オフセット印刷】一般的な印刷方法で代表的な平版印刷。 おもてせんけ【表千家】 おりものふすまかみ【織物襖紙】 おれあい【折れ合い】竪縁を骨につけるとき、釘が縁の表面に見えないようにするための特殊な釘のこと。折れ合い釘ともいう。折れたように曲がっているのでこの名がある。堀付きの縁に用いる。 おれまつばのひきて【折松葉の引手】

か行

かきえ【書絵】襖では肉筆画を指す。特注で製作するもので、さまざまな絵模様が描かれる。
かさねぱり【重ね張り】
かしゅう【カシュー】カシュー塗料の賂。ウルシ科の植物カシューの実に含まれる液を原料にして作った塗料で漆の代用として用いられる。漆に似た性能を持ち、水や油、薬品などにも強く、光沢がある。また、この塗料を作っている会社の商品名でもある。
かしよくぎほう【加飾技法】
かたじようぎ【片定規・片定木】頻じようぎ
ぶち【定規縁・定木縁】
かたつけ【型付け】=がらつけ【柄付け】襖紙の横様を木版ヤ渋型を用いて、パターンの<口かえしで全面に摺ること。
木版の場合には型押しと乞いう。
かたびき【片引き】頻いっぽんびき【一本引き】
かたびらき【片開き】
かつらりきゅう【桂離宮】
かまち【枢】建具の部材の名称。外因にめぐらす部材で竪根と、横根がある。竪根だけを単に根、横根を様とよぶこともある。
かみ【紙】
かみきせほんみがきつやけし【紙着せ本磨き艶消し】
かみざん【上桟】襖の外因の4本の組の上の横組。榊しもざん【下桟】
かみすき【紙漉き】
かみだし【紙出し】
かみやいん【紙屋院】
かもい【鴨居】建具をはさんでいる上部の横木を鴨居という(下部の横木は敷居)。戸や径を建て込むための満がある。
かもいうえ【鴨居上】鴨居と天井の問の物入れの小径をいう。現在では天袋ともいう。
  ………………………………………21
からかみ【唐紙】字義からは平安時代に唐から輸入された高級紙。転じてそれを使った襖障子。鳥の子に模様を刷り出した唐紙を張ったものを唐紙障子と言った。絹張りの障子に対して図柄が豊冨で愛用され、後世では唐紙障子を単に唐紙とだけ言うようになる。無地のものを径、図柄のあるものを唐紙障子と区別した時代もあるが、今
日では径と同義語で用いられている。
   …………………………………4・5
からかみしようじ【唐紙障子】……………4
がらつけ【柄付け】≒〉かたつけ【型付け】
かわりおり【変わり織】径の上張りに用いる織物で横糸(緯糸)に変化をつけたもの。
かんぜすい【観世水】渦を巻いた水の模様。観世流家元の定式模様。
かんそう【乾燥】…………………………29
かんとうま【関東間】=えどま【江戸間】柱と柱の距離が1問(1日Pセンチ)の場合、内法寸法の1問と在の芯から芯までの|問とでは違いが出る。前者は関西の計りかたで京間、後者は関東の計りかたで関東問という。関東問のぽうが狭く、柱の太さによって襖の大きさも一定しない。三河の計りかたが徳川とともに汀戸にもたらされた維果という。
榊きょうま【京間】・ほんま【本間】
かんのんびらき【観音開き】4枚開き、もしくはG枚開古などの折り戸。現在では2枚開古のものもいうことがある。…………2り
がんぴし【雁皮紙】沈丁花料の植物・雁皮の繊維を原料として漉いた維。緻密な滑らかさをもち、薄く上品で光沢がある。虫害に強く、防湿性にも優れている。本来は膳の子といえば雁皮紙をさす。今では、生漉きのものとしては本膳の子特号紙(巻末実物見本紙参照)がある。………………12・36
きかいずき【機械漉き】「手漉き」に対して機械で漉いた和紙をいう。丸網押紙機や短網押紙機で漉き、原料は士として、本村パルプ、故紙、マニラ麻など。特殊なものとして、靭皮繊維(雁皮や三極など)を用いたちのもある訪日紙としては、襖紙、障子維、ちり紙、書道用紙などがつくられる。榊てすき【手漉き】
きかくぶすま【規格襖】=できぶすま【出来襖】襖の高さ、幄等が標準化(規格化)亡れたサイズの襖。 …………………………22
きじかため【木地固め】…………………39
きじひきて【生地引手】…………………43
きじひきて【木地引手】…………………43
きじぶち【木地縁・生地縁】素材としての本の持ち味を生かして、木目の見える木肌の縁計會、杉、ひば、倖、スプルースなとを用いる。榊ぬりぶち【塗り縁】………………38
きすき【生漉き】生(古)は純一・純粋の意。単一の原料(格だけ、三極だけ、雁皮だけ)で紙を漉<こと。それぞれが最上の原料であるから混ぜものをして漉<維に対して生漉きは純粋・高級維を意味する。それだけに機械漉さてはな<手漉きこあることが多い。 きちょう【几帳】..............................46 きぬしけ【絹桂】絹織物の挫紙のひとつ。(巻朱実物見本紙参照)..................37 きのじ【キの字】挫骨の組み方の一種。竪組子の1本、横組子の2本に力骨をいれたもの。力付万力タカナの「牛」の宇の形になるところからこう呼ばれる。 きゆうし【九四】⇒きゆうしやくよまいだち【9尺4枚立】.................................19 きゆうしやくよまいだち【9尺4枚立】内法幅9尺の問に4枚の挫が入るもの。九回とも呼ばれる。 .................................19 きょうからかみ【京からかみ】イ元締的な挫紙のひとつ。版本を用いて雲母なとで和紙に摺ったもの。京都ならではの横様がある4きらおし【雲母押し】...............55・69 きょうじ【経師】本来は仏教の経巻を仕上げる工人のこと。紙他布によるこの工芸技術は経本、折本にととまらす、掛軸、屏風の表装などには欠かせぬもの。中世より後は障子他社、額、天丼張つ、壁張つ、家屋の内装まで広<扱うようになった。現往では経師屋、表具屋とも呼ばれている。 きょうとごしょ【京都御所】..................6 きょうま【京間】=ほんま【本間】柱から往までの距離の計りかたには伝統的に二通りあり、柱から柱の内法寸法を計るのが関西方式。これを京間という。また、柱の芯から芯までを計るのが関東方式。これを江戸間という。京問のぽう万挫が太古くなり、サイズ万一定になる計土間寸法G,5尺を1問とするものを本京間、L3尺を1問とするも のを中京間という。榊えとま【江戸間】・かんとうま【関東間】 きよぱり【清張り】挫の下張りの工程のひとつ。上張りの紙の材質によって行うもので、紙の全面に薄い糊をつけ、挫全体に張ること。 .......................................27 きら【雲母】牛ララともいい、銀灰色の雲母の粉末。金箔・銀箔のメタリックなものにくらべ、やわらかくしっとりとした独特の光沢かおり、古くから日本画の顔料の一つとして使われている。との顔料ともよく混ざり、ひそやかないぶし銀のような上品立があり言から襖の顔料として多く用いられている。 4きらおし【雲母押し】・おきあげ【置き上げ】.......................................31・33 きらおし【雲母押し】伝統的な唐紙に模様を施す技法。版本を用いて雲母で模様を押すこと。4きら【雲母】..................3り・33 きらびき【雲母引き】泥引きの一種で、雲母を紙に刷毛引古すること。...............34 きらもみ【雲母揉み】雲母引古した紙を洋み、洋銀の雲母を剥落立付変化をつける技。..........................................34 きりがね【截金】..............................32 きりはめ【切り嵌め】に⇒たてあわせ【建て合わせ】 きりばり【切り張り】頻つくろいばり【繕い張り】 きりひきて【切引手】襖の引手の一種。引手金具等を用いず上張り紙を凹型に落として張り、この凹部に手をかけて引く。そのために下の骨の一小四分を凹面として使う。手の触れるところだけに汚れは避けられないが、さりげないこしらえの良性かおる。茶室に使用される太鼓襖によく用いられる。「落とし引手/塵落とし」ともいう。4ちりおとし【塵落とし】...............22・42 ぎんかくじとうきゅうどう【銀閣寺東求堂】    ..........................................46 きんからかみ【金唐紙】模様が彫刻立れた本製のロールを用い立体的に模様を写した壁紙。本来は金唐皮を紙で模したもので、明治時代に壁紙として輸出された。.........61 きんぎんすなございく【金銀砂子細工】イ元結的な金・銀箔の加飾技法のひとつ。金銀の箔を上質の竹筒に紗を張ったものにいれ、蒔古散らしながら模様を剖り上げる。蒔桧が金粉を用いるのと違い、砂子細工は金箔を用いる。...........................3り・32 きんきんふんこんにゆうし【金銀粉混入紙】遊佐横様の技法のひとつで、金銀色の粉朱を漉き込んだ紙。 ........................31 きんすなご【金砂子】頻きんぎんすなございく【金銀砂子細工】 ぎんすなご【銀砂子】⇒きんぎんすなございく【金銀砂子細工】 きんでい【金泥】本金箔からつくる金色の桧の具。金箔を根気よ<膠(にかわ)液の中に擦り込んでつくる。日本画の彩色や泥引佐に用いる。 .................................34 ぎんでい【銀泥】本銀箔からつくる銀色の館の具。銀箔を根気よ<膠(にかわ)液の中に擦り込んでつくる。日本画の彩色や泥引佐に用いる。 .................................34 きんぱく【金箔】..............................32 ぎんぱく【銀箔】..............................32 きんぺきが【金碧画】........................52 きんぺきのしょうへきか【金碧の障壁画】     .............................................51 くいさき【喰い裂き】下張ワ紙を水で線を引いて繊維をゆるめ、刃物を用いないで、手で引古裂<こと。袋張りなど、紙端の厚みが表面に出てこないようにするために用いる。 くぎかくし【釘かくし】縁の表面に釘の打ったあとが見えないように折れ合い釘なとを用いて縁を取り付けること。4おれあい【折れ合い】....................................21 くすふ【葛布】葛の繊維を用いた織物。強靭で酎水性に冨む。その丈夫さと野趣に冨む風合いから襖紙なとに使われている。(巻朱実物見本紙参照)........................37 くすべ【煉】....................................43 くて【組手】襖の骨において中子を格子状に組むための満。 くみこ【組子】襖の骨の縦横の格子組みのこと。縦3本、横川本が一般的に使われる。 くみこぶすま【組子襖】=わぶすま【和襖】伝統的な模追でつくられた枝の呼称。骨枝とも呼ばれる。格子状に組まれた下地骨に下張りをして仕上げた枝のことで、一般に枝といえばこれを指す。...............24・27 くみこぼね【組子骨】和枝に使う骨。 くもがた【雲形】襖紙の横様で、雲のたなびいた形。またはそれを表した模様。 くろかわ【黒皮】楢、雁皮、三極などの表面の皮。恋人り紙など回鹿告こむ。4ちりいりし【塵入り紙】.................................31 くろかわはぎ【黒皮剥ぎ】..................28 くろぬり【黒塗り】...........................38 くろろいろぬり【黒蝋色塗り】............39 くわちり【桑チリ】下張り用の和紙の一種。桑の皮なとを漉き込んだもの。茶チリ紙よ口丈夫。坦往では、槃の代わりに様の外皮(黒皮)を用いる。 ...........................27 けしょうさび【化粧錆】.....................39 げんじしょうじ【源氏障子】=なかぬきしょうじ【中抜き障子】源氏枝の中に入れる障子のこと。地域によっては「長長障子」、「だ るま」とも呼ばれる。 げんじぶすま【源氏襖】部分的に障子宮を配置した枝。これにより彩光が可能になる。障子宮の形によってデザイン的な変化を 楽しめる。中被告枝とか御殿枝とかの呼び名があるが、御殿のような犬邸宅では外部に接することのない暗い部屋の採光をこの中被告によって少しでも良<しようとした工夫がうかがえる。地域によっては「役使枝」とも呼ばれる。...........................22・23 げんじものがたりえまき【源氏物語絵巻】   .............................................7 げんじわく【源氏枠】源氏障子を入れる外側の伜(縁几地域によっては「玉縁」とも呼ばれる。 けんどん【倹鈍】建具なとの建て込み方の一つで、上部の鴨居の溝にいったん差し込み、下部の敷居の溝に崇め落とすもの。「落とし込み」ともいう。...............20・60 げんぼくむし【原木蒸し】..................28 こうかい【叩解】繊維を叩古ぽぐすこと。    ..........................................29 こうぞし【袷紙】楢を原料として漉いた和紙計ロ紙の中で最も強靭で、その風合いは独特で男性的な表現がで古る。(巻末実物見本組参照).................................36 こうりんもよう【光琳横様】...............53 こしおびもよう【腰帯模様】...............35 ごしち【五七】襖の高さ寸法が5尺フ寸のもの。..........................................19 こしつきしょうじ【腰付障子】下部が仮張りの障子。膳の高さがB寸なら八寸膳、|尺2寸なら尺二膳、P尺以上は腰高障子。 ......48 こしぼり【腰張り】壁の下部に別の紙を張ること。本来は壁の上塗りの保護のためだが、装飾的な効果もある。白い美濃紙の柔らかい裏面を表にして張るか、塵紙、鳥の子、奉書紙などが使われる。模の場合も同様に下部に別の紙、布を張ることをいう。 こしもよう【腰模様】=すそもよう【裾模様】襖の模様が下部にだけあるものを腰模様という。 .......................................35 ごてんひきて【御殿引手】座金なとに豪華な装飾を施した引手。書院造りの建物(御殿)によく使われ、現在では神社、仏閣などに用いられる。...........................14・42 ごはち【五八】襖の高さ寸法が5尺E3寸のもの。..........................................19 ごふん【胡粉】日本画に用いる白色の顔料。 ごろさ【五郎三】..............................43

さ行

さびとぎ【錆研ぎ】…………………………39
さらさ【更紗】襖紙に模様を施す技法のひとつ。渋型を用いて、綜の具をボタン刷毛で摺り込む。 ……………………………33
さるとり【さるとり】下張りの厚さを調整するために桓を襖形に削ること。…………26
ざんげつてい【残月亭】…………………9
さんげん【三間】頻さんげんよまいだち【3間4枚立】………………………………19
さんげんよまいだち【3間4枚立】3問の問に4枚の建具が入るもの。「三問」ともいう。 ………………………………………19
さんごうし【三号紙】……………………36
さんしちみぞ【三七溝】鴨居や敷居につける満および溝と溝の問の凸部にれを樋端とか「しま」という)の帽のことで、溝がフ分、しまが3分のものをいう。 …………41
    
さんぶこ【三分子】見付きが3分の組子のこと、また、この組子で組まれた骨のこと。和枝骨の中では、もっとも低価格なもの。
   ……………………………………26
さんべんぱりしあげ【三遍張り仕上げ】
   ……………………………………27
さんぼう【三方】縁の花塗りの一種で、骨にとりづする面を除いた三面しか塗らないこと。上三方、甲三方なとがある。 ………4り
さんろくみぞ【三六溝】鴨居や敷居につける溝および満と溝の問の凸部爪れを樋姉とか「しま」という)の幅のことで、満がE3分、しまが3分のものをいう。士に天袋に用いる。 ……………………………………41
しあかりすんぽう【仕上かり寸法】=できあがりすんぽう【出来上かり寸法】枝の縁の姉から姉までの寸法。4ほねすんぽう【骨
寸法】
しきい【敷居】建具をは言んで満のある下部の横木。
ししちみぞ【四七溝】鴨居や敷居につける満および満と満の問の凸部爪紅を樋姉とか「しま」という)の幅のことで、満がフ分、しまが4分のものをいう。匹七満の場合は、マス縁には太マスを使う。‥・………41
したじすんぽう【下地寸法】頻ほねすんぽう【骨寸法】
したじぼね【下地骨】……………………26
したぱり【下張り】枝や壁の下ごしらえとして張る紙、および張ること。細川紙、石州半紙、代用石州、茶チリなとを用いる。骨を補
強し、最終的な上張りの仕上げを美しくするために不可欠なもの。榊うわばり【上張
り】…………………………………18・27
しっし【湿紙】治古上けたばかりの濡れた状態の紙。…………………………………29
しとみと【蔀戸】寝殿造りの邸宅の日光を防ぐ上げ戸。 ……………………………46
しぶかた【渋型】型染めに使う型紙。渋紙に横様を写し彫って型紙をつくる。襖紙では、置き上げ、更絆なとに用いる。渋紙ともいう。……………………………………33
しぶかみ【渋紙】手漉きの和紙に柿渋を塗ったもの。酎水性と強百万増す。・ゅしぶかた【渋型】
じぶくろ【地袋】部屋の下部に取○仲すられる戸棚の襖。床の問の違い棚の下、仏壇の下なとに主に用いられる計也袋の上張りは部屋の複と合わせ、テサインの統一をはかることもある。榊てんぶくろ【天袋】……21
しぶこ【四分子】見付きが4分の組子のこと。また、この組子で組まれた骨のこと。
   …………………………………24・26
しもざん【下桟】襖の外因の4本のうちの下の縁。榊かみざん【上桟】
しやおり【紗織】縦糸(経糸)力`綿糸、横糸(緯糸)がマニラ糸で纏ったもの。新絆纏と区別するために本絆纏というニともある。
しやくとう【赤銅】………………………43
しやげつてい【斜月亭】…………………51
しやじゆく【煮熟】………………………28
じゆうにまいばり【十二枚張り】…………11
じゆっぺんばりしあげ【十遍張り仕上げ】
   ……………………………………27
しゆぬり【朱塗り】………………………38
しゆろいろぬり【朱蝋色塗り】…………39
しゆんけいぬり【春慶塗り】図世紀、漆工合服万発明した塗り方で、素他の本質をいかすように色付けをして、その上に遣漆を塗る方法で花塗りの一種。 ………………38
しょいんづくり【書院造り】桃山時代口元威し今日の和風住宅の原形となった住宅様式。別々の建物を渡り廊下でつなぐ寝殿造りと違って、一つの建物の中を仕切って複数の部屋を合わせる様式。王室である上座の問には床の問、違い棚、書院万つ<間仕切りに引古違い戸、襖、障子なとが使われる。平安貴族の邸宅であった寝殿造りに対して、武家住宅を代表する。
じょうぎぶち【定規縁・定木縁】社4枚万引き違いに建て込まれた中央は、縁と縁と万突志つけになる。この部分の隙間を見せな白ために竪縁に出っ張りのついたものを用いる。これを定規縁といい、両面につける「両足規(合わせ定規)」と玉案の側だけにつける「片足規」とがある。片定規は2枚闘志にも使われる。 ………………………41
じょうきゅうおりもの【上級織物】………37
しょうじ【障子】…………………6・46・48
しょうじかみ【障子紙】障子に張る紙。外光を適度に和らげ、部屋の内外を隔てながらも外の気配を映し、通気性、保言|生を憚つ。さらに張替万古<という和室特有の機能美を演出するものとして重要。美濃紙他半紙を使う。採光に良<腰の強さをかわれて最近ではプラスデンク障子紙などが出回っている。 ....................................48 じょうしん【上新】特じょうしんとりのこ【上新島の子】....................................36 じょうしんとりのこ【上新島の子】=じょうしん【上新】賜の子の普及品で、紙はすべて機械漉きのため比較的低価格で均質な特徴をもつ。(巻朱実物見本紙参照)......36 じょうはな【上花】社の縁の花塗りの上等のものをいう。塗立漆とも白う。厚く上品な仕上がり。普通の仕上がりは中花という。 -ゅはなぬり【花塗り】........................4り じょうはなつやけし【上花艶消し】.........4り しょうへきか【障壁画】建物の内部の壁画や障屏画のこと。平安時代以来、壁面他社、屏風なとが日本画の画面形式として用いられ、特に桃山時代から江戸時代にかけて、装飾性に富む豪華な作品万つくられた。    .......................................16・52 しらた【白太】杉などの丸太の切り口を見ると、中心部が告<周囲が白い。この告白部分を建材にしたものを赤味(心材)、白い部分を建材にしたものを白太(器材)という。板材としての白太は赤味と比べると水分を多<含み、耐大匠に乏しい。 しるけっと【シルケット】横糸に麻、縦糸に木綿を使った繊物。(巻朱実物見本紙参照)    ..........................................37 しろかわ【白皮】..............................28 しんしやおり【新紗繊】本紗繊の風合いをスフ糸で繊ったもの。繊物の襖紙の中ではもっとも廉価。4しやおり【紗織】 しんとりのこ【新島の子】=ちやうら【茶裏】襖紙の中で最も廉価な和紙。製紙から襖様付けまで一貫して機械生産される。新賜ともいう。(巻朱実物見本紙参照)......36 じんぴせんい【靭皮繊維】植物の茎などの周辺部(外皮の内側)にある繊維。強靭で抵抗力が強い。伝統的な和紙の原料として用いられ、雁皮、三極、猪、マニラ麻なとがある。 す【贅】竹などで租<纏んだもの。首桁に置古紙粘の水分を流し落とす役目をする。 4すげた【贅桁】 すあか【素絹】.................................43 すいりゆうし【水流紙】漉き模様の技法のひとつで、水滴で直線や曲線の縞状の模様をつくった紙。..............................3り すきあわせ【漉き合わせ】本来は、白檀の紙料を重ね漉古したもの。下張りの場合|は、骨縛り用の紙(骨組)とべた張り用の紙とを漉去合わせた紙をいう。.........24・27 すきあわせし【漉き合わせ紙】漉古横様の技法のひとつで、白枚の紙の問にさまざまなものを漉き合わせた紙。 ...............31 すきいれし【透き入れ紙】漉古模様の技法のひとつで、紙面に凹凸を与えて模様をつくった。.......................................31 すきす【漉き簾】和紙の手漉きに使う簾。 4す【簾】....................................29 すきぞめ【漉き染め】伝統的な柿染めの手法を受け継く志ので、紙料の靭皮繊維(雁う。板材としての白太は赤味と比べると水分を多く含み、耐大匠に乏しい。 すきどめ【透き止め】襖の下地が透けて見えるのを防ぐために張るもの。 すきぶね【漉き舟】...........................29 すぎまさぶち【杉柾縁】柾目の美しさを生かした赤味の杉の縁。 すきもよう【漉き横様】抄紙工程の中で、さまざまな技法で模様をつけること。繊維によって光沢や色なとに変化をつけ、柔らかく横様を浮古だたせる。.....................3り すきやづくり【数寄屋造り】茶室、勝手、水屋などが一様に備わった建物を言うが、茶室風の建物を指すこともある。............5り すくり-んいんさつ【スクリーン印刷】捺染印刷ともいう。型枠にスクリーン(紗)を張り、模様をや古つけ、スキージ(へら)で桧の具をこすって模様をつける。...............34 すげた【贅桁】型枠に竹製の管を張ったもの。抄紙の際に漉き槽(漉き舟)力ヽら紙料を汲み上げるのに用いる。 ..................29       □] すなご【砂子】⇒きんぎんすなございく【金銀砂子細工】 すぷる-す【スプルース・SPRUCE】アラスカ産の針葉樹の一種。杉に似た肌合いで、木地縁に最近はよく用いられる。 ...38 すみいた【隅板】襖の骨組みを補強するために四隅につける板。燧板(ひうちいた)ともいう。 .......................................26 すみなかし【墨流し】水面に揮発性の油を浮かし、その上に墨、あるいは染料を流しこその模様を紙や布に吸着させてうつしとる 技法。 すらいでぃんぐとあ【スライティングドア】襖の英訳ニS目C良治白OOr...............56 すりうるし【摺漆】...........................39 すりざん【摺り桟】引佐形式の太鼓襖(坊主襖)の上張りの保護と、すべりをよくするためにつける上下の様。 すんぽうぶすま【寸法襖】採寸して、その寸法に合わせて作る襖のこと。榊きかくぶすま【規格襖】....................................22 すんぽうもの【寸法物】≒すんぽうぶすま【寸法襖】 せいかいはうろこづる【青海波鱗鶴】...1り せきしゆうはんし【石州半紙】石見国(島根県)から産出する猪漉きの半紙。版画用紙、障子紙、襖の下張り紙などに用いる。4したばり【下張り】........................27 せんけじっしよく【千家十職】...............1り せんだいし【仙台紙】茶チリを退去止める目的のために紫色に染色した下張り用の紙。 せんとく【宣徳】..............................43 せんとく【仙徳】..............................43 そうもよう【総横様】襖紙の全面に横様をブサたもの。 .................................35 そったくさいななじようじき【眸啄斎七畳 敷】.............................................1り そでもよう【袖模様】襖紙の右側、左側の片方にのみ縦に模様をつけたもの。.........35 そりとめ【反り止め】反り止めは、一般下張りとは異なって建て合わせ後、反りの加減を考慮して、予防的に張るもので、必すしもと の襖にも施すというものではない訪日紙、またはパトロン紙など適当な幅に司って張る。

た行

たいこぶすま【太鼓襖】=ぼうすぶすま【坊主襖】縁をつけず上張りで周囲を包む襖。太鼓張り襖ともいう。このため、仕上がり寸
法より太古い紙幅が必要となる。間中O尺幅)の襖でも、幅広の襖紙を使わなければならないこともあるので、注意を要する。縁に邪魔亡れすにデザインしたレと古に利点がある。茶室では引手広司引手を使うことが多い。表裏の上張りが異なる場合口は張力の差をあらかじめ今庄する必要かおる。………………………………………22
だいようせきしゆう【代用石州】下張りに用いる枯紙の一種。………………………27
たけくぎ【竹釘】打製の釘。士釘口はない良亡がある訪ロ室建築では手のこんだ手法。襖では骨の組子と柾とを接合するのに用
いる。建て合わせの際、カンナ口よる寸法調整ができる。
たけなが【丈長】高言が5尺Eヨ寸を超える襖のこと。 ………………………………19
たてあわせ【建て合わせ】下張りの段階で、現場で寸法合わせをすること。
たてあわせぶすま【建て合わせ襖】……22
たてかまち【竪柾】頬骨の周囲のものを桓というが、そのうちの縦のもの。……24・26
たてくみこ【竪組子】挫骨の組子のうちの縦のもの。……………………………24・26
たてこ【竪子】頻たてくみこ【竪組子】
   ……………………………………26
たてしげしようじ【竪繁障子】=たてしげ【竪繁】縦方向に組子を多<配した障子計黄I口多い言言は「頻繁」という。床の問の脇の 言院なと口よ<見られる。竪組子がフ本以上あるものを柳障子という。繊細で上品な感じになる。榊よこしげしようじ【横繁障 子】.............................................48 たてひらぼね【竪平骨】骨の組子のうちの縦のもの全部に力子を使ったもの。4ちからこ【力子】....................................26 たてぶち【竪縁】..............................4り だみえ【濃縮】桃山時代を中○に来九九彩色をほどこした絵。 ためすき【溜漉き】中国古来の紙漉きの技法。日本独自の流し鹿きと違い、ネリを用いない。一枚二回二言桁の中の水を簾の問から自然に落として流言上げる。横に用いる手漉き和紙では、漉き横様の横様付けなとの際に用いることがある。・4ながしすき【流し漉き】.................................29 ためぬり【溜め塗り】........................39 だんし【檀紙】紙肌に紐かい賞状の凹凸があり、独特の重厚な味わいがある。現往は儀式や包装紙に使われることが多い。   .............................................31 たんぱんぶすま【単板襖】横骨の組子の上に下張りの代わりに、|ミリ前後の薄い板を張り、工程を賄賂化した横。 ......24・27 たんぽ-るぶすま【ダンボール襖】典型的な量産横。3賜程度に重ねたダンポ-ルを言かに使った構造の襖。...............25,27 ちからこ【力子】骨の強度を個すために用いる普通よりも太い組子。通常L5分の乞のが用いられる。縦横全部にこれを用いたものを「平骨」、縦に3本、横に1本入れたものを「竪平骨」、縦に1本横にP本入れたものを「牛の宇ム横に1本入れたものを「割返し」なとといって、入れ方によっていろいろな種類がある。「力骨」ともいう。   .......................................24・26 ちからぼね【力骨】特ちからこ【力子】    ..........................................26 ちっぷぼ-るぶすま【チップボール襖】挫骨の組子の上に下張りの代わりにチップボールを張り、工程を簡略化した挫。   .......................................24・27 ちやうら【茶裏】頻しんとりのこ【新島の子】    ..........................................36 ちやちり【茶チリ】挫の下張りに用いられる組。栖の繊維にクラフト紙なとのチリを混ぜて漉いたもの。 ...........................27 ちゆうきゆうおりもの【中級織物】.........37 ちゆうはな【中花】花塗りの中程度の塗り方。4はなぬり【花塗り】..................4り ちゆうま【中間】高言が3尺から5尺ぐらいの。..........................................19 ちゆうもんぶすま【注文襖】...............22 ちょうじびき【丁子引き】刷毛の毛を櫛状にして、縞模様を引古染めすること。 ...34 ちりいりし【塵入り紙】漉き模様技法のひとつで、柿の黒皮なとを漉き込んだ組。   .............................................31 ちりおとし【塵落とし】切引手のこと。または角引手の下側万屋を落としやすいようになっている引手。 ..............................22 ちりとり【塵取り】...........................28 ついたて【衝立】移動できる仕切り.一枚の板、挫、障子なとに言をつけたもの。目隠しや風よけのために発達したが、室内の雰囲気を演出する装置としても有効である。 つきかけおし【月影押し】..................33 つぎめしょうじ【継ぎ目障子】.........11 ・ 48 つきもじひきて【月文字引手】............42 つくろいばり【繕い張り】=きりぱり【切り張り】上張りや下張○を部分的に補修すること。 つやけし【艶消し】...........................4り でいびき【泥引き】金泥・銀泥を刷毛を用いて引佐染めすること。.....................34 てかけ【手掛け】斗ひきて【引手】 できあかりすんぽう【出来上がり寸法】 斗しあかりすんぽう【仕上かり寸法】 できぶすま【出来襖】斗きかくぶすま【規格襖】 てすき【手漉き】組を手で遊<こと。伝統的な組の枚組技法として、流し鹿佐と溜遊佐に大別される。溜遊佐は中国古来の技法で広く世界で行われているが、流し鹿佐は円本独特の和紙の押紙技法である。和紙は伝統的には靭皮繊維(雁皮・三極・楢など)を原料として、トロロデオイなとの植物性粘液(ネリ)を混入レ打製の簑で繰り返しすくい上げ、紙屑を重ねて遊<。榊きかいずき【機械漉き】・ゅわし【和紙】.........36 てんちぶち【天地縁】径の上(天)と下(他)に用いられる縁。上様・下桟のこと。......4り てんぶくろ【天袋】本来は床脇の上部につく小径をいう。今では部屋の上部に取り付けられる戸棚、窓の上部、押入社の上部につける小径もいう。榊じぶくろ【地袋】...21 どうさ【碧水・碧砂】謬に明言(みょうばん)を溶かした右の。岩本を組に下塗口すると組の強度加増レ目止めになり、墨や総の具加にじかニとがない。このような処理を施すことを「谷水引き」という。...............34 とうすり【胴摺】..............................39 どうぱり【胴張り】下張りの一工程。骨縛りをしたあとに行うもので打ち付け張り、遺志止めとあいつ。 ときだし【研ぎ出し】特みがきだし【磨き出 し】.............................................33 とくごうし【特号紙】........................36 とこのま【床の間】中世以降の和風住宅の座敷につく銑賞用空問。床を一段高くし、正面に書画の軸、床板に花瓶、香炉、言、卓、置物なとを配し、住む人の趣味、思想を反映させる腸。格式の高い空間であるから床を背にする席(床前)を上座とする。床の問が招客を応接するために重要なものとなったのは室町時代の茶の湯からである。もとは古院造りの貴人の座所と鎌首時代の仏画をかけて礼拝する謳とが融合したもの。床柱、床桓、床板(畳床)、落とし掛け、綿板、印面四分なとがらなる討生類は多く本床、蹴込床、路辺床、洞床、袋床、織部床、釣床、置床なとがある。........................21 とこわき【床脇】=わきとこ【脇床】正式の床の問は左右に書院と床誤加ついて床構え加完成する。床誤には違い棚、天袋、池袋がある。書院は床の問への採光をたすけ、床誤診その補助つまり古画の保管、筆記用具の収納の意味があったと思われる。床脇の違い棚は数多くの組み合わ付加あり、その意匠は設計をする人の腕の見せところ であって、名建築の品格に学ノぶところが争い。 とって【取手】闘志形式の建具の開閉のための金具。謁をつけかものを用いることもある。..........................................42 とびぐも【飛雲】漉き模様の技法のひとつで、最も古典的かつ伝統的なもの。......3り どぶ【ドブ】=どぶぶち【ドブ縁】引志違いなとの襖で、引手のつく方の竪縁をドブ縁という。これに対して重なり合う方の竪縁をマス縁あるいは重ね縁という。マスにくらべて見込み万屠]<なっている。‥・18・4り・41 とぶすま【戸襖】片面が板戸、片面が襖に仕立てたもの。..............................24・27 とりいしょうじ【鳥居障子】..................7 とりのこ【鳥の子】狭義の意味では雁皮の生漉き紙(本膳の子特号紙)を拒す。広義ではすべての和紙を意味する場合もある。ここでは、機械遊佐の無地のものをいい、手漉きのものに「本」の文字を付して「本膳の子」と称して区別する。4ほんとりのこ【本島の子】..............................12・36 とりのこすきもよう【鳥の子漉き横様】漉佐横様襖紙のひとつ。本膳の子漉佐横様と違い、下地になる和紙を押紙機で漉き、表の層(上掛け)の横様は手漉きと同様な技法で製作する。4ほんとりのこすきもよう【本島の子漉き模様】........................36 とろろあおい【トロロアオイ】アオイ科の一年草。この根を砕<と粘性液がとれ、これをネリとよび、流し鹿佐には欠かせない。4ねり【ネリ】.................................29

な行

なかくみこ【中組子】頑なかこ【中子】
   ……………………………………26
なかこ【中子】骨の中に入っている組子のこと。普通、縦3本、横川本入る。「中組子」ともいう。 …………………………………26
なかしきり【中仕切り】…………………21
なかしこみもようし【流し込み模様紙】漫言模様の技法のひとつで、型枠を用いて紅絹を流し込み、模様をつくった紅。 ………31
なかしすき【流し漉き】日本独自の手漉き技法。靭皮繊維(雁皮・三桓・櫓など)の継粉にネリ(植物性粘液)を混ぜ、簑柏ですくい上げ、全体を揺り胆かしながら紙屑をつくり、賓桁を傾けて余分な総桐を流す一数回これを繰り返して厚さを調整する。4てすき【手漉き】……………………………29
なかぬきしょうじ【中抜き障子】特げんじしょうじ【源氏障子】
なかぬきぶすま【中抜き襖】……………22
なかぬり【中塗り】………………………39
なかぬりつきじょうはな【中塗り付上花】
   ……………………………………4り
なかぬりとき【中塗り研き】……………39
なしじぬのきせほんみかきつやけし【梨地布着せ本磨き艶消し】…………………4り
なつざしき【夏座敷】夏、戸他言を開け放し、風を取り込み涼しそうに装った座敷。襖などは葦戸や御簾に取り替える。・4よしど【葦戸】・みす【御簾】
なっせんいんさつ【捺染印刷】…………34
ななへんぱりしあげ【七遍張り仕上げ】
   …………………………………18・27
なみぶち【並縁】…………………………41
なみみつき【並見付き】…………………22
にけん【二間】特にけんよまいたち【2間4枚立】……………………………………19
にけんはん【二間半】特にけんはんよまいだち【2間半4枚立】……………………19
にけんはんよまいだち【2間半4枚立】内法の幅がP問半の問に4枚の襖が入るもの。………………………………………19
にけんよまいたち【2間4枚立】内法の幅がP問の問に襖が4枚入るもの。 ……19
にごうし【二号紙】………………………36
にこみ【煮込み】…………………………43
にじようじよう【二条城】…………………5
にまいだち【2枚立】柱と柱の問万2枚の換で構成されるもの。 …………………19
ぬのきせほんみがきつやけし【布着せ本磨き艶消し】………………………………4り
ぬのめし【布目紙】榊らもんし【羅文紙】布目があらわれている厚い組。…………31
ぬりぶち【塗り縁】木地縁に対して、漆やカシユーなとの塗料で塗ったものを指す。イ元結的には漆を用いて、さまざまな技法で仕
上げる。榊きじぶち【木地縁】…………38
ぬりろいろ【塗り蝋色】…………………39
ねこましようじ【猫間障子】紙張□の障子の内部に小障子をつけ上下あるいは左右に開閉万万去るようにしたもの。とくに上下に開閉するものを「摺り上げ障子」または「雪見障子」という。俗間とは寝間からきた語万もとは寝室の換気のための工夫。最近はガラスを崇め込み開放しないものもある。
  ……………………………………48
ねごろぬり【根来塗り】…………………39
ねり【ネリ】流し漉きの際に結料を分散さ廿安定さ廿るのに用いる粘刑。トロロアオイやノリウツ午の根を砕いて樹液をとったもの。ネリの発見万和結独自の製法を可能にした。本来は雁皮のもつ粘性を代用するために使われた。 ………………………29

は行

はく【箔】イ大吉的なものとして、金箔、銀箔、プラチナ箔(白金)がある。金箔は銀を混入する割合によって真みがかった舎全口変化する。純度の高いものから、旅舎、真金(全告)、本金(完全)などと呼ばれる。銀箔は経年とともに腐食作用により変色するが、金箔とプラチナ箔は変化しない。箔押しや舎銀砂子細工に用いられる。 …………32
はくあかし【箔あかし】箔押しに用いる箔を、一時的に箔統に張ること。箔の取り扱いの容易さと損傷を防ぐために行う。
はくおし【箔押し】舎箔なとによる伝統的な加飾技法のひとつ。舎・銀箔を紙や器物なとの表面に張付すること。………………32
はくひさぎょう【剥皮作業】……………28
はけさび【刷毛錆】………………………39
はけぞめ【刷毛染め】≒はけびき【刷毛引き】
はけびき【刷毛引き】=はけぞめ【刷毛染め】刷毛を用いて統を染めること。言まざまな技法がある。 …………………………34
はけめ【刷毛目】刷毛で紙を染める際にて|る刷毛の引古跡。手引き独特の風合いになる。
ばしょうふ【芭蕉布】糸芭蕉の繊維を用いた繊物。上質な襖紙としても用いられて古
 た。………………………………………37
はだなおし【肌直し】……………………39
ばっさい【伐採】…………………………28
はっしょうかんきょうこうのま【八勝館行幸の間】……………………………………5り
はっぽうぷらすちっくぶすま【発泡プラスチック襖】ダンボール襖とともに典型的な量浬襖。発言スチロールなどを芯甘口使った構造の襖。 …………………………25・27
はなぬり【花塗り】漆の塗り万の一種。上塗りをした後で研ぐ蝋全塗回とはちがい、単皆奈なとを塗り乾燥する方法。工程は簡単たかがえって熟練の技術を要する。黒塗り、未墾り、潤み塗り、溜塗り、春慶塗り、梨地塗りなど、みな花塗りの種類である。黒塗りの中で塗立漆、上花漆、中花漆なと口わけられる。…………………………16・38
はにかむ【八二カム】蜂の巣状のペーパーコア。 ……………………………………25
はばびろ【幅広(巾広)】間中O尺帽)の襖と比べて幅の広いものの総称。ニ_問半、三間などと障ばれるものがある。
はめごろし【嵌め殺し】…………………2り
はりおび【張帯】襖に張る帯状の紙。引手中心のものは、引手まわりの汚れがめだたない長所もあるが、デザイン上から用いることも多い。
ばれん【バレン】木版摺りの原、紙の上をこする用具。紙を重ねて作った皿形のものを竹の皮で包み、澗りをよくしたもの。
はんぶすま【半襖】高言が2尺から3尺までの襖のこと。 …………………………19
はんみがきつやけし【半磨き艶消し】…4り ,
ぴ-すかこう【ピース加工】エアースプレー(エアーブラシ)を用いて、襖紙に色をぼかしてつける技法。 ………………………34
ひうちいた【燧板】襖の骨組みを補強し、隅じわを防ぐために四隅口つける板。隅版と五いう。 ‥・………………………………26
ひきちかい【引き違い】……………19・2り
ひきて【引手】襖を開閉する際に手をかけるために取り付ける器具。手掛けとも呼ばれる。金属製や木製のものなどがあり、生地を生かしたものと化学的な表面加工や漆塗り仕上げなとをしたものもある。最近ではプラスデンク製の安いものもある。4とって【取手】………………………14・42
ひきていた【引手板】襖の引手をつけるために、骨の問に嵌め込む板。 ………24・26
ひきておびもよう【引手帯模様】………35
ひきてさわり【引手さわり】引手のまわりに別の維や布を張り、汚れを目立たなくするためにすること。これを引手さわりとか手立わり、手当たりとも白う。デザイン的に用いることもある。
ひきてのかたち【引手の形】……………45
ひきてのざいしつ【引手の材質】………43
ひきわけ【引き分け】……………………2り
ひこねじようおもてごてん【彦根城表御殿】 i
   ……………………………………53
ひだりかって【左勝手】2枚の襖が引古違白になって白ると古に向かって左の襖が手前にあること。通常これは逆とされる。榊みきかって【右勝手】
ひっかけし【引っ掛け紙】漉き横様の技法のひとつで、俗に「ヒッカケ」と呼ばれる。三極や柿の繊維を薄白金属板のへりに引っ掛け、湿紙にこれを付着立付横様を作った維。………………………………………31
びに-るふすまかみ【ビニール襖紙】・‥37
ひぱた【樋端】敷居や鴨居にある溝を見という。その高い部分を見婉という(低い部分は底几満がΞ本あれば見鸚は3ヵ所で古るが、それぞれ室内から見て内見鸚、中見鸚、外見端と区別する。通常見瑞といえば中見姉を拙す。「畦」とも呼ばれる。
ひようぐ【表具】掛け軸の書画をと口囲む表装部分。本紙に裏打ちして補強するとともに装飾的な機能、壁に掛けて鑑賞で去る機能、巻き込んで収納、保管できる機能を合わ廿もた廿る。全体を大辻に分け、その申陽二書画の本紙を‐文字とよばれる横布では言み、下部に軸木、上部に掛緒をつけて下げる。その形式に応じて具、行、草に分
かれ、風帯のつく組仕立て、装飾性をもた廿ない文人仕立てなとがある。表具を仕立てる専門家が表具師で、現在では襖も製作する。
びようしようぐ【屏障具】…………………46
びようぶしようじ【屏風障子】……………46
びようぶ【屏風】折りたたみが可能な仕切り.紙または柏を本の骨組みに張り、周囲に木枠をめぐらせた襖状の仕切りをP枝、4枝、8枝と横につらね、交互に[㈲ブて立て掛ける。2枝折口のものを二面、4枝折りのもづを四肢、6枝折りのものを六白といい、単独で用いるものを半双、2つを組み合わせて用いるものを一双と呼ぶ。六白一双となると]枝折り(B面)カマつで-つの画面を構成する。すなわち、旧面もの横長の大作になる。金箔だけを張った金屏風のように無他のもののほか書画の表装としての機能美ももっている。□本国の大作ま屏風追りが多い。………………46・72
ひらおし【平押し】………………………32
ひらぼね【平骨】組子の全部を大い見付き⑤5分)のものでイ乍った骨。総平骨、総平ともいう。 …………………………………26
ひらぼねじゆうもんじひうちいたいり【平骨十文字燧板入り】見付きレ寸1分の力子を縦横十文字に組んだ平骨に、四隅に燧板をいれた骨。組子骨ではもっとも丈夫で高紙なもの。 ………………………………26
ぴんぱくき【ピンパ釘】縁をつけるときにつかう頭の小さな針立刊寸や犬他の縁によく用いられる。 ……………………………41
ふきゆうひんおりもの【普及品織物】…37
ふくろかみ【袋紙】袋張りに使われる紙。石州半紙、桑ヂ人茶ヂリなとの和紙をいう。
ふくろぱり【袋張り】=うけばり【浮け張り】
下張りの最後の工程で、紙の周囲にだけ糊をつけて張ること。内部は浮いた袋状になる。上袋、下袋とがあり、上袋には駿い裂古をした下張り紙を用いる。上張りを浮か廿た状態で柔らかく見せ、また、張替を容易にするために用いる。
4ふくろかみ【袋紙】…………………………………24・27
ふさつきとって【肩付取手】取手に胆を付けたもの。仏間の開古なとによ<用いられる。 ふしんあん【不審庵】........................8 ふすまがみのはりかた【襖紙の張り方】    ..........................................27 ふすまかみのもよう【襖紙の模様】......3り ふすましょうじ【襖障子】古くは建具を総称して障子(そうし)と言い、襖障子、明り障子、衝立障子なとの種類がある。牛安時代の障子は襖障子のことで、今日の襖をさす。4あかりしょうじ【明り障子】......4・18 ふすまとは【襖とは】.....................4・18 ふすまのかいかん【襖の外観】............18 ふすまのとくちょう【襖の特徴】.........27 ふすまのないぶこうぞう【襖の内部構造】    ..........................................24 ふすまのれきし【襖の歴史】...............4 ふすまぼねのくみかた【襖骨の組み方】    ..........................................26 ふち【縁】.................................16・38 ぶっつけ【打付】ピンパ打なとで骨に縁を打ち付けること。縁の表面に打順が見えてしまう。廉価な襖に使われる。.........21 ・ 41 ふとぶち【太縁】縁の見付きが〔3分5厘をこえるもの。 E3分やレ寸のものがよ<用いられる。....................................22・41 ふるび【古美】.................................43 ふろさきびょうぶ【風炉先屏風】茶の湯で、広問なとに風炉を薗<と古道具査の結界として用いる2枝折りの丈の低い屏風。風炉先ともいう。4びょうぶ【屏風】 へいけのうきょう【平家納経】平安時代の代表的装飾経。平清盛の尚で平家一門によって製作され、厳島神社に奉納言れた。当時の加飾技法の頂点を古わめるもので、多彩な技法で装飾されている。国宝。    ..........................................3り ペーぱ-こあぶすま【ペーパーコア襖】襖の下地骨にペーパーコアを用いたもの。    ..........................................25 べたばり【べた張り】接着する全面に糊をプサる張り方。または全面に張り込むこと。襖の下張りの中間の工程でこの張り方をする。.......................................24・27 べにやふすま【ベニヤ襖】べ〉いたぶすま【板襖】.......................................24・27 ほうしょかみ【奉書紙】皺がな<純白で古めの美しい紙。福井県武生市の産は有名。 ぼうすぶすま【坊主襖】頻たいこぶすま【太鼓襖】..........................................22 ぼかしぞめ【ぼかし染め】濡れた刷毛の一部に芭を郷し、諧調をつけた刷毛染めをすること。 .......................................34 ほぐ・ほご【反古・反故】霊画なとを霊告損じた紙ヤ不要になって破棄言れた文霊のこと。薄<上質の和紙が多いため襖の下張り紙として陽利用言れた。合□ではぽとんと入手で告ない。4したばり【下張り】 ほそ【柄】本を組み合わせるとき、一方に作る突起のこと。他方にこの突起を入れる孔をうがって両者を合わせる。 ほそかわし【細川紙】埼玉県小川町加圧地。語源は、紀州高野山山麓の細川奉書が小川町に伝えられて発達したことによる。下張りに用いる紙の一種。舗を原料として漉いたもの万強靭である。 ...............・‥...27 ほそぶち【細縁】縁の見付きが〔3分口屋より細いもの。口分口屋号4分のもの加よく用いられる。..............................22・41 ほねしばり【骨縛り】下張りの工程万策1段階の張り方。障子と同様に骨に漆い糊をダブ紙を張る。骨縛り用の紙は、手漉き紙、茶チリ、桑ヂリなとの強い和紙。......24・27 ほねしばりおしぼり【骨縛り押張り】頻うちつけばり【打ち付け張り】..................27 ほねすんぽう【骨寸法】襖の出来上がり寸法から縁の寸法を引いたもの。下地寸法とも呼ばれる。 ほねのすんぽう【骨の寸法】...............26 ほねぶすま【骨襖】≒くみこぶすま【組子襖】 ほりつき【堀付き】竪縁の桓に収りつける面に、釘かくしに用いる折れ合い針号本ネジのための満が揖ってあるもの。.........21 ほんとりのこ【本島の子】本来は雁皮紙をさし、その色合いが鶏卵の殼の淡黄で引こ似ているところから鳥の子と呼ばれ、和紙を代表すうちの。手漉きのものには、「本」を燃の子の語頭に付して機械流言のものと区別する。4とりのこ【島の子】.........36 ほんとりのこすきもよう【本島の子漉き模様】すべて手漉きによって浪士込み校と様をつけたもので、士として三極や猪なとの原料で、流し込みなとの士まざまな技法により横様がつけられる。........................36 ほんま【本間】半きょうま【京間】 ほんみかきつやけし【本暦き艶消し】...4り

ま行

まし【麻紙】麻の繊維を原料として瀧いた紙。(巻朱実物見本紙参照)……………36
ます【マス】=ますぶち【マス縁】引古言いなとの襖で、引手のつ加ない側に使われる縁のこと。出合い縁とも呼ばれる。樋姉の分の肺問を少なくするために見込み加入<なっている。...........................18・4り・41 ましきり【間仕切り】........................21 まなか【間中】内法帽1問の問にE?枚の襖が入るもの。 .................................19 まにあいし【間似合紙】摂津の名塩(西宮市)に産する特殊な土を混ぜて薇いた組。多少青みがかったもので変色レこくい。若 布・芭蕉布なとの果打ちこ用いられる。 まゆらと【舞良戸】...........................46 みかき【磨き】.................................39 みがきしあげ【磨き仕上げ】...............39 みかきだし【磨き出し】あらかじめ銀泥ヤ銀砂子を施した組の楽に模様を彫刻した本版を筒音、組の表面を猪の付で研ぎ、模様を浮き出させる技法。研吉出し、蝋薗(ろうせん)とも呼ばれる。........................33 みぎがって【右勝手】2枚の襖万引き違いになっていると音に『占]かっこ右の襖万年前にあること。いわゆる右前でこれが通常の形とされる。本勝手とあいつ。榊ひだりがつて【左勝手】 みこみ【見込み】縁なとの部材の厚さ(奥行)のこと。一争みつき【見付き】    .................................26・4り・41 みす【御簾】すたれ。葦戸と同じように、夏、襖や障子などと入れ言え夏座敷として用いる。峠なつざしき【夏座敷】.........46 みすこししようじ【水腰障子】水は「見ず」の意。腰板のない障子。足元まで明るくモダンな感じがする。下根を幅広くとって下部の安宗谷を楠う。組子のテサインによって言まざまなパターンができる。 ......47,4 みずたまし【水玉紙】漉き模様の技法のひとつで、水滴で水玉の模様をつくった紙。    ..........................................3り みすもみ【水揉み】和紙を染料で染め、濡れたままで揉み、揉皺に言<染め付けをする技法。 .................................34・58 みつき【見付き】縁なとの部材の正面からみた幅。4みこみ【見込み】......26・4り・41 みつまたし【三極紙】三極の繊維を原料として漉いた紙。雁皮紙とともに和紙を代表するもので、生漉きのものでは本賜の子二号紙(巻末実物見本紙参照壮`代表的。    ..........................................36 みなとがみ【湊紙】壁・襖の腰張りに用いる紙計ロ泉国湊材で作られたことからこの名がある。 みのぱり【蓑張り】下張りの中間の工程で、紙の桓に張られる部分にだけ糊をつけて上へ上へと張ること。2枚が重なるものを二遍張り、3枚が重なるものを三遍張じ)といい最高ハ遍張りまである。蓑のような重ね張りとなるためこの吝かある。 ...24・27 むしろびき【箆引き】征(むしろ)や繩の上に紙を善き、刷毛染めすること。凹凸による染めむらができる。 ........................34 めおこし【目起こし】=めおこしぬり【目起こし塗り】作意的に本の目を表すようにして塗った繰。....................................38 1 めしあわせ【召し合わせ】..................18 1 めしあわせぶち【召し合わせ縁】両闘志の ,ところに用いる片定規縁のこと。4じようぎぶち【定規縁】 めはじきぬり【目はじき塗り】漆を塗る場合あらかじめ目止めをしてから塗ると平らに仕上がる。しかし木目を生かすために、あえ | で目止めを廿すに直接塗る方法を目にしき塗りという。木目の部分だけが塗料をはじいた感じに仕上がる。.....................38 めひき【目引き】頻めおこし【目起こし】 もくねじ【木ネジ】...........................41 もみ【揉み】和紙を繰り返し揉んで皺をつくる技法。4きらもみ【雲母揉み】・みすもみ【水揉み】.......................................34 もみがみ【揉み紙】........................34・57

や行

よこかまち【横根】頬骨の上下の桓。上を上様、下を下枝という。 ………………24・26
よこくみこ【横組子】頬骨の組子の横に組むもの。………………………………24・26
よここ【横子】寸よこくみこ【横組子】…26
よこしげしょうじ【横繁障子】=よこしげ【横繁】横方向の組子を争<配した障子。縦に争い場合は「竪繁」。普通竪組子は口本で横組子の間隔を旧ミリほとにする。これは美濃紙の幅の口分のUこあたる。見た目をスッキリさせるために横組子を少し細めに作る。榊たてしげしょうじ【竪繁障子】……48
よしど【葦戸】茸蓋(よしす)を張った戸。御簾と回しように、夏、頬や障子などと入れ替え夏座敷として用いる。4なつざしき【夏座敷】
よまいたち【4枚立】……………………19
よんごうし【四号紙】……………………36
よんぺんぱりしあげ【四遍張り仕上げ】
  …………………………………24・27

ら行

らくすいし【落水紙】唐古模様の技法のひとつで、水滴で①松なとの模様をつくった紙。楽本組とは異なる。…………………3り
らもんし【羅文紙】⇒ぬのめし【布目紙】
らんま【欄間】天丼と鴨居、または長押との問に彩光・通風のために格子または透かし彫りの板を取り仲サてある所。
りょうさんぶすま【量産襖】大量生産を目的として作られる襖のことで、ダンボール襖と発泡プラスチック襖に代表される。
   ……………………………………34
りょうし【料紙】詰歌なとを書く用紙。主に賜の子や麻紙なとを用い、士銀砂子細工なとで華麗に装飾したものもある。源氏物語絵巻の詞書佐なとに見られる。
りょうじょうぎ【両定規】頻じょうぎぶち【定規縁】
りょうびらき【両開き】…………………2り
りんてんいんさつ【輪転印刷】巻き取りの原紙を使って、シリンダーの版で連続して印刷する方法。…………………………34
ろいろつやけし【蝋色艶消し】…………4り
ろいろみがきしあげ【蝋色磨き仕上げ】
   ……………………………………39
ろうせん【鐘撞】頻みがきだし【磨き出し】

わ行

わきどこ【脇床】⇒とこわき【床脇】……21
わし【和紙】わが国特有の紙。伝統的な手漉きによるものと、機械漉きによるものとがある。手漉き和紙は主として靭皮繊維(雁皮・三椏・楮など)を原料とするもので、鳥の子紙、半紙、奉書などがある。機械漉き和紙は主として、木材パルプ、故紙、マニラ麻なとを原料とする。襖紙、障子紙、ちり紙、書道用紙なとがある。⇒てすき【手漉き】
わしふすまがみ【和紙襖紙】……………36
わぶすま【和襖】頻くみこぶすま【組子襖】
わぶすまのしたじぼね【和襖の下地骨】
   ……………………………………26
わりかえし【割返し】四分子の引平板の上の横組子に力子を用いた挫骨。 ‥・……26