×

襖の外観と構造

襖の外観と構造

襖の外観と構造の種類はおおまかに組子襖、チップボール襖、その他です。

組子襖

組子襖昔からの襖で、現在でも代表的なものです。一般に組子<くみこ>は縦3本、横11本で組みますが、この見付き寸法は4分(=四分子<しぶこ>)が普通です。特に構造を強化したい場合には、力子<ちからこ>、燧板<ひうちいた>(隅板<すみいた>)を加えることがあります。
この襖は、そりやねじれに強く、伝統的に長く使われてきており、温度湿度への適応性からも日本の気候風土に合ったものといえます。また張り替えの即応性があるということからも、多く使われている襖です。

チップボール襖

チップボール襖簡単に組んだ組子の上に、骨縛りとべた張りに代えて、チップボール(チップボードともいう。ボール紙の一種)を張った襖です。組子襖に比べて組子の本数が少ないのですが、骨縛りやべた張りの手間がはぶけるためによく使われています。

その他の襖

参考文献「襖考」
単板襖 簡単に組んだ組子の上に、丸太(主としてラワン材)をむいて切り取った0.7〜1.2mmのごく薄い板を張った襖ですが、地域によって板の厚さや組子の本数に違いがありあます。
板襖(戸襖) 組子の上に厚めの合板を張った襖。比較的丈夫ですが、合板が張られている分重い。(引き戸の場合は、開閉しやすいように、戸車やVレールを付けることもあります。)
ダンボール襖・
発砲プラスチック襖
代表的な量産襖。3層ほどに重ねたダンボールを芯材とし、一番上のダンボールの両面に湿気防止のアルミ箔が張られている者や、プラスチックの発砲体を芯材とした襖です。基本的に張替えが出来兼ねます。